刑事事件

器物損壊事件で直ちに示談を成立させて身柄解放を実現した事例

A様は酔っ払った帰り道に自動車の運転手と口論になり,車を激しく殴る・蹴るなどして大破させてしまいました。A様は,後日,運転手から告訴され,警察に逮捕されました。A様は,以前に犯した薬物違反の罪で執行猶予期間中でした。そのため,起訴されて有罪判決を受けると,執行猶予が取り消され,刑務所に送られる可能性がありました。
そこで,A様と協議の上,実家の両親に協力をお願いし,被害者の営業所まで指定する日時に謝罪に赴きました。被害者の意向を聴き取るとその足で警察署に赴きA様と打ち合わせて即時に回答するなどの対応を行い,早期に示談を成立させ,告訴を取り下げていただくことで不起訴処分を獲得し,釈放させることができました。