遺産分割協議がまとまらない場合、どうすればよいですか?
よくあるご質問
遺産分割協議がまとまらない場合、どうすればよいですか?
遺産分割協議がまとまらない場合、家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てることができます。
調停では、中立な調停委員が間に入り、相続人間の意見調整を図ります。それでも解決しない場合は、審判に移行し、裁判所が遺産分割の方法を決定します。弁護士は、調停や審判の手続きでもサポートし、最適な解決策を目指します。
遺留分とはなんですか?
遺留分とは、相続人に保証された最低限の相続分のことです。
法律によって保護されており、遺言書により他の相続人にすべての財産が遺贈されていても、遺留分を請求する権利があります。具体的には、直系尊属(両親など)が相続人の場合は遺産の1/3、それ以外の相続人(配偶者や子供)が相続人の場合は遺産の1/2が遺留分となります。遺留分を巡るトラブルを防ぐため、弁護士に相談することが重要です。
遺産がどれくらいあるかわからないのですが?
遺産の全容が不明な場合、まずは被相続人の財産状況を調査する必要があります。
預貯金、不動産、有価証券、生命保険などの資産を確認し、借金などの負債も含めて遺産目録を作成します。弁護士に相談することで、効率的に財産調査を進めることができ、全体の遺産額を把握する手助けを受けられます。